圧縮強さ

圧縮試験における最大変形応力。引張試験の場合と同様に、荷重-縮み曲線から応力-ひずみ曲線を求めることができ、縦弾性係数(ヤング率)・比例限・弾性限・降伏強さ・圧縮強さなども求めることができる。圧縮変形とともに試験片の断面積は大きくなるため、延性の高い材料では荷重が大きくなっても破壊しない場合がある。このような場合、圧縮降伏応力を圧縮強さの代用とすることがある。変形量が大きくなると、試験片と装置の接触部分での摩擦が生じ。均一な変形を阻害するため、試験結果の解析が困難となることが多く、圧縮試験を行うことは少ない。
工業用純チタンの場合、常温では、引張試験における0.2%耐力は274~657MPa、圧縮試験では382~617MPaである。426℃では、引張試験における0.2%耐力は88~137MPaで、圧縮試験での137~274MPaとは強度さがみられる。

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