カテゴリー別アーカイブ: さ行

焼鈍

焼なまし。焼なましの旧用語。

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酸化皮膜

酸素と結合して酸化物が表面に生成した膜。チタンの酸化皮膜は、常温大気中において表面に数nmの厚みで非常に強固に生成し、これがすぐれた耐食性などを生み出す。掻きキズなどで酸化皮膜を除去しても、自動的に瞬時に酸化膜が生成するのでチタンの表面特性は損なわれない。酸化皮膜の厚さは、加熱や陽極酸化により厚くできる。酸化皮膜の厚みにより、表面の色が決まる。

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全面腐食

均一腐食ともいう。金属の表面全体にわたってほぼ一様に腐食される腐食形態。耐食性の低い金属や強い腐食環境下でおこりやすい。
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遷移相

平衡状態図には記載されていない非平衡相。時効にともなう析出過程においては、直接平衡相が析出するよりは、合金元素濃度が低く構造は類似した相として析出するほうが、エネルギー的に有利になる場合がある。そのため、最初準安定相として析出した後、安定相に遷移する経路をとる事がある。この準安定相を遷移相という。チタン合金では、w相・β’相などがある。
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最高使用温度

材料が使用に耐えるもっとも高い温度。使用環境(酸化の問題)や応力の負荷状況(静的な応力の高温引張りまたはクリープか、変動応力の疲労か)により異なる。高温で使用する場合は、その他に、材料が破断するまでの時間や、破断しない場合でも、一定時間後のひずみ量が問題になる。チタン合金の最高使用温度はTi-5.5Al-4Sn-4Zr-0.3Mo-1Nb-0.5Si-0.06C合金の590℃である。
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酸化チタン

通常は二酸化チタンをさす。白色顔料として大量に利用されている。(天然ルチルや合成ルチルを原料として製造されている。)白色ペイントや化粧品等に広く用いられていて、近年では光触媒としても注目されている。
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酸洗

サンセン[pickling] 酸洗いともいう。
酸を用いて材料の表面を化学的に除去すること。
金属材料の脱スケール、表面処理の前処理、仕上げ処理など一般に多く使われる。

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酸洗肌

[pickled surface]酸洗した材料の表面のこと。AP仕上げ、ダル仕上げを行った表面と同じ。純チタンの場合は通常、金属光沢はなく、鈍い色の銀白色で、ステンレス鋼の表面色より灰色がかっている。梨地肌ともいう。

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シーム溶接

溶接材料を上下電極で挟み込み、電極を回転させながら溶接電流を流す抵抗溶接。 加圧部の溶接材は、溶接電流による接触抵抗熱により分子拡散して接合する。大気中でシールド(遮断)無しでも可能。ティグ溶接に比べ疲労強度の要求が少ない所に適している。

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シームレス管

シームレス管はその名前の如く継ぎ目なしで材料を削り出し、引き抜き加工をした製品ですセミシームレス管は、溶接管を継ぎ目を解らなく研磨したもので、溶接管とは溶接部分がそのままの状態のもの。

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四塩化チタン

[titanium tetrachloride ,  titanic chloride] TiCl4。無色透明の液体。融点-25℃。沸点136.4℃。湿った空気中で加水分解し塩化水素(HCl)集の白煙を出す。
チタン製錬では中間原料として製造され、マグネシウムまたはナトリウムによって還元し金属チタンを製造する。四塩化チタンは酸化チタンをふくむ原料から塩化反応によって製造され、蒸留によって比較的容易に酸素や窒素をふくまない高純度のものが得られるので、チタンの製造に適していると同時に、白色顔料に用いられる塩素法酸化チタンの製造原料としても大量に使われている。またその他のチタン塩の製造や重合触媒としての用途がある。

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歯科用材料

チタンインプラント、義歯床(入歯)やブリッジ等。軽量で口との馴染みがよく金属アレルギーがみられないので  近年普及してきている。材料にはTi-6Al-4V ELI合金が使用されている。生体適合性がよく無毒性で、強度もある。

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磁化率

磁場の中に磁性体をおくと、磁性体は磁化され、ある磁化の強さをもつようになる。このときに、外から加えられた磁場の強さと、磁性体の磁化の強さの比を磁化率という。すなわち、磁化の強さをI、磁場の強さをHとすると、磁化率XはX=I/Hと定義される。

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JIS(ジス)

[Japan Industrial Standard]日本工業規格の略称。チタン関係では原材料のスポンジ規格・材料規格・分析規格のほか非破壊検査規格も制定されている。

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自由鍛造

形状のついた型を使わない、通常の鍛造のこと。型打鍛造に対していう。特別な型などに拘束されず棒状などを自由に鍛伸するので自由鍛造と呼ぶ。チタンでは、鋳塊の鍛造、ビレットやスラブ製造の鍛造、各種の棒製造の鍛造などが自由鍛造である。

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15-3-3-3

(Ti-15V-3Cr-3Sn-3Al合金)略称15-3。準安定β型チタン合金の代表合金の一つ。板材として用いる為冷間加工性の改善を意図して開発された。すぐれた塑性加工性と共に、時効硬化性・溶接性・鋳造性などもすぐれた万能性合金。

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純四塩化チタン

チタンの工業的製法において、塩化直後の粗四塩化チタンを蒸留工程を通して99.98%以上の純度の四塩化チタンにしたもの。

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純チタン

純チタンは、主として酸素含有により4種類(JIS規格1種、2種、3種、4種/ASTM規格Gr.1,Gr.2、Gr.3、Gr.4)に分類され、強度への影響が大きい酸素の上限値で決められている。1種から4種になるに従って、酸素以外の鉄、窒素、炭素の含有量はわずかに増加する傾向であり、引張強さは上昇し、伸び、絞りは低下する。

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常磁性

外部磁場をかけないときはまったく磁化はせず、外部磁場をかけたときだけ、それと同じ方向にわずかに磁化される性質。通常は、強磁性や反強磁性のような磁気モーメントの長距離秩序はなく、磁気モーメントの向きは無秩序であるが、弱い磁場中ではわずかに配向して磁化され、強い磁場中でも磁化はほとんど増加しない。すなわち、磁化率はきわめて小さい。純チタン及びチタン合金は常磁性体である。

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真空蒸留

減圧蒸留ともいう。装置内をポンプで排気して減圧(通常1000~0.1Pa程度)し、当該物質の沸点を下げて効率的に蒸発させる手法。チタン地金製造の過程で、この手法が利用されている。

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