チタン辞典 ろう付け 2015年8月17日 母材より低い温度で溶けるろう材を接合部にインサート材として挿入し、母材にぬれさせ接合する方法。ろう材の融点が450℃以上をろう付けといい、450℃より低い場合ははんだ付けまたは軟ろう付けという。チタンの場合はろう付けが用いられる。一度に多数箇所の接合が可能。接合部の寸法変化が少なく、精密構造の接合に適する。異種材料との...
チタン辞典 ローラーダイス加工 2015年8月17日 上下二対のローラーを直角に組み合わせたダイスによる引抜加工(伸線加工)従来の固定穴ダイスより回転するので摩擦が減少し、小さい引抜き力で大きな加工が出来る。難加工材に適している。チタンは焼付きやすく変形抵抗が高いので、潤滑面で有利なローラーダイス加工が用いられる。...
チタン辞典 冷間圧延 2015年8月17日 常温で圧延すること。純チタンの冷間圧延は、変形抵抗が高いことから、例外を除き小径ワークロールで圧延中に引張り力がかかるコイル圧延によることが多い。大きな変形はできないが,表面状態の仕上がりがよい。β合金は、変形抵抗は高いが純チタンと同様に冷間加工性がよく、箔まで冷間圧延が可能である。...