カテゴリー別アーカイブ: た行

電気抵抗

物質に電圧Vを加えたとき電流Iが流れ、電圧Vと電圧Iとの関係が式V=IRで示されるオームの法則がなりたつ。この式のRを電気抵抗と呼ぶ。単位はΩである。なお、金属の電気抵抗は、電荷を運ぶ電子が物質中に移動する過程で、結晶格子の熱振動や不純物の存在などによって散乱する結果生じる。したがって、合金の電気抵抗の方が純金属よりも一般に大きい。

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電解槽

電解液(水溶液や溶融塩など)を入れ、電解を行う容器。容器と電極・電解液・隔膜などを含めた電解のための装置全体をいうことが多い。

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チタンクラッド材料

チタンのすぐれた耐食性を利用すると共に、コスト低減、力学的性質の補完、他の機能性能との併用をはかるため、チタンを表層として他の材料と合せ接合したクラッド材。

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抵抗溶接

接合する部分に大電流を流し、発生する抵抗熱で加熱し圧力を加えて接合する方法。スポット溶接とシーム溶接は、抵抗溶接である。チタンの抵抗溶接は、普通鋼と比較して電気抵抗が大きく発熱しやすく、熱容量が小さく加熱しやすいので有利である。重ねた材料上下の電極で加圧して溶接するので、溶融部に大気をまきこむ恐れなく、シールドガスは不要である。

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チタンクラッド鋼板

チタンを鋼板に接着した合わせ板。

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耐力

降伏点が明瞭にあらわれない金属材料の引張試験においては、0.2%の永久ひずみを生じる応力を0.2%耐力として、降伏強さのかわりに用いる。
チタンの耐力は大きく、普通鋼の179(N/mm2)に対して、純チタンは277(N/mm2)、合金は909(N/mm2)である。

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耐食性

金属が腐食に耐える性質。酸・アルカリ・海水といった腐食性の水溶液中で金属が溶解する場合と、湿度の高い空気中に放置した場合に金属表面に酸化被膜すなわち錆が発生して、金属が侵される場合とがある。純チタン・チタン合金は、実用金属材料の中で最も耐食性に優れている。(金や白金を除く)多種多様な環境で極めて安定した不動態被膜で保護され、海水中では白金に次ぐ耐食性を持つ。塩化物濃度の比較的高い領域の酸化性雰囲気で極めて安定した耐食性を持つ。

 

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耐食材料

耐食性のすぐれた材料。耐食性はチタン材料の基本性能であり、全てのチタン材料は耐食材料の側面は備えている(例外あり)が、他の特性機能が主役を演じる場合は耐食材料と呼ばれない。耐食材料と呼ばれるのは、工業用純チタン・耐食チタン合金などがある。
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耐摩耗性

材料の磨耗に対する抵抗性のこと。材料の表面が、固体や粉体などと動的に接触する、いわゆる摩擦によってすりへることを磨耗といい、磨耗の形態には、凝集磨耗・アブレシブ磨耗・腐食磨耗・疲労磨耗などがある。これらの磨耗に耐えるようにするため、種々の表面改質処理が施されるが、浸炭や窒化などによって材料表面に硬化層を形成させるのが一般的な方法である。
純チタンやチタン合金は同種金属と焼付きを起こしやすく、金属材料の中では耐摩耗性に劣るという欠点があるので、湿式めっき・窒化・ホウ化などの熱拡散法、肉盛溶接法、溶射、CVDやPVD、それにイオン注入といった表面改質法により耐磨耗性の改善がはかられている。

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脱水素処理

材料に含まれる水素を高温真空中にて除去すること。チタンの脱水素処理は、製造加工中に水素を吸収した鍛造品や板を真空炉の中で高温に加熱し、通常100ppm以下にする。脱水素は約550℃以上で活発になる。高い温度程良いが、最終熱処理より低い温度で行う。
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脱スケール

金属表面の酸化物層の除去。チタンの脱スケールは、熱間圧延・熱間鍛造など熱間加工をした後、またはそれらを熱処理したあと行う脱スケールの方法として、研削研磨・ブラスト処理・ソルトバス処理・酸洗、及びそれらの組合せがある。
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ダル仕上げ

AP仕上げともいう。表面処理の種類の一つで、光沢の無い鈍い色の表面の状態またはそれを得るための表面処理。チタンの場合は、酸洗仕上げまたはロール仕上げをして酸洗肌・梨地肌とする。

 

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鍛造

圧縮力によって金属素材に形状を与える金属加工技術の一つ。金属素材を打撃・加圧することで、目的の形状を造ることを「鍛造」と言います。他の加工法に比べ、より粘り強く衝撃 破壊を起こしにくい強度的に優れた性質(靭性)を持った製品を得ることが出来る。
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チタン

原子番号22。融点1668℃。密度4.51g/㎤。強固で容易に再生可能な不動態皮膜による完全な耐食性(流動海水中 にて)。比重はアルミニウムと鉄のほぼ中間。用途→純チタンが化学プラント・海洋土木・食品工業・  眼鏡フレーム等の民生品・ゴルフクラブや釣具等。合金が航空機の機体材料やジェットエンジンのタービンブレード、航空宇宙関係の材料等。最近では酸化チタンの抗菌性や光触媒作用も注目されている。
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チタン鉱石

チタンを採算が取れる限界の濃度以上を含む鉱石。チタンは鉱石中に酸化物の形で存在し、組成や含有量などでいくつかの鉱石が存在する。ルチル・リューコクシン・イルメナイトが現在利用されている。

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チタン合金

純チタンに合金元素を添加して耐食性、強度、耐熱性等の特性を改善・向上させたもので、その目的によって耐食チタン合金、高強度チタン合金に分類することが出来る。

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多相合金

複相で構成される合金。チタン合金においては、基質のα、β相の他に多くの析出相が生成するので、ほとんどの実用合金は多層合金である。

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チタン材料規格

チタン材料の取引に際して必要な品種・種類・品質基準等を定めた規格。日本工業規格のJIS・アメリカの規格ASTM・アメリカの宇宙航空機材料の規格AMS等がある。国際的によく使われているのはASTMであり、JISはASTMとの整合性を取るべく改定が行われた。(2001年版)
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チタン酸バリウム

高い誘電率を持つセラミック。代表的なセラミックス材料の一つである。劇物指定。分子式BaTiO3、分子量233.23。融点1620℃。CAS番号12047-27-7。常温常圧では白色の結晶性粉末。水には殆ど溶けない。常温における比誘電率が1200と大きいためセラミックコンデンサーとして使われる。また圧電係数も大きいため、その圧電効果を利用して圧電素子として使われる。
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チタン非破壊検査規格

チタンおよびチタン合金の非破壊検査規格は、「JIS H 0515, 0516」にチタン管の過流深傷検査と超音波探傷検査が「JIS Z 2306, 3107」に放射線透過試験に関する事項が定められている。

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